婚カツアプリで出会った旦那とのこと~ほのぼの日常

旦那と婚カツアプリで出会い、一年の交際を得て結婚。その過程と日々の生活を綴ります

実母との関係~実はあまりうまくいっていない時期がありました。

私は社会人になってから結婚するまでの数年間。実は母とあまりうまくいっておらず、衝突することが多くなっていました。

私の生い立ちを説明すると、私は肝臓に病気をもって生まれ、生後2ヶ月で手術。20歳の時、母から生体肝臓移植を受けました。

母は病気の私を心配して、子供の頃は私に負担のないようにと担任になった教師に様々なお願いをしたり、周りの友達はやっている事に対し『それはあなたはやらないほうが良い』と制限をかけたりしました。過保護といえる程。実際、学校などで周囲から『少し過保護でないか』と反発を受けたこともあります。

それでも、私を守るために必死になってくれる母が私は大好きで、沢山のことをしゃべり、沢山の時間を一緒に過ごしていました。

けれど、社会人になって会社に働くようになった私は仕事や会社、恋愛のことなどを母には喋らないようになりました。例えばバイトもろくにしてこなかった私は仕事がなかなか覚えられず日々上司に怒られ苦労したのですが、言っていませんでした。
『余計な心配をかけるだけで、それは母に話すことではない』と思っていたからです。
悩みがあるときは友人か会社の先輩に話していました。
また恋をするようになった私は休日は男性と出掛けることが増え、母と出掛けたり一緒に過ごす時間は減りました。

恋愛については、今の旦那と出会う前はあまり良い恋をしておらず、そこも心配をかけていたのだと思いますが、当時はよく『あなたは私をないがしろにしてる』と言われました。

私の中では『もう子供じゃないんだから干渉しないで』『大事に育ててくれた母に私は酷いことをしているのだろうか』という二つの思いで葛藤し、すごく悩みました。

結婚の話が出たときも、おそらく『身体も弱いし出産も難しいこの子は結婚はできないだろう』と思っていた母は驚き『展開が早すぎて心がついていけない』とも言われました。

ぎくしゃくとした時期は続きましたが、母に言われた一年の期間が順調に過ぎ、私の結婚と今の旦那のことを認めてくれるようになりました。


無事に迎えた結婚式でプランナーさんに『娘さんの姿、どうですか』マイクを向けられたとき『すごく可愛いです。私の娘なんです!』と言っているのを聞いたときは恥ずかしくも嬉しかったです。

今、実家から電車で40分程の所に住んでいる私はお盆やお正月などに時々帰ります。時々会うと沢山の話があり、話ははずみます。母もおいしいご飯を作って迎えてくれて、一緒に買い物をしたりします。時々は今までの感謝を込めて母の欲しがるものをプレゼントします。

母子家庭なので普段は一人暮らしの母ですが友人や会社の人達と食事や登山、旅行など楽しむようになっていることも安心しています。

私が今幸せであることが嬉しいと言ってくれた母
いっぱい心配かけて、反発もしたけどやっぱり母は大事です。

あまり考えたくはないけれど、ずっと生きていて顔が見られるわけではないのだから、今まで受けた分恩返しをしていこうと決めています。

なにより楽しみだった月一回のお泊まりデート

私は旦那と付き合っているとき、月に一回旦那の実家に一泊二日でお泊まりさせてもらっていました。

初めて誘われたのは以前の記事はい書いたように付き合って4ヶ月目のGW。プロポーズをされた時でした。

それから毎月、お泊まりさせてもらうのが恒例となり私と彼にとって何よりも楽しみなデートでした。


お泊まりデートは普段の日帰りデートと比べて長い時間一緒にいられて、夜一緒に眠って朝目覚めることができる。お風呂も一緒に入っていて、、それが何よりも嬉しかった。

一緒のベッドで眠れるのが嬉しくて、夜はなかなか眠れなかったです。
ホテルは高く、普段のデートではなかなかできないこともあり、やっぱり夜はやっていましたね。

その分、帰りは普段のデートより寂しさは募り、早く一緒に暮らしたいといつも思っていました。

さすがに義実家で料理はできず、お泊まりデートの時、食事はほぼ外食でしたが彼の地元でお気に入りのお店が2つできました。1つは個人店ですが、手作りオムライスとドーナツがとてもふわふわで美味しくて感動。
もう1つはイタリアンのお店、生パスタやケーキが美味しいお店でした。雰囲気もよくデートにぴったりでした。

ご実家だということもあり、お泊まりの日は必ず些細なものですがお土産にお菓子を持っていったのですが、お母さんお父さんはいつもにこやかに迎えてくれて『ゆっくりしていってね。』と言ってくれました。

広い家、普段から友達など人を呼び慣れていること、ご両親の気さくな性格。
いろいろな条件に恵まれていたためこのお泊まりデートが実現していたんだと思います。

結婚後の今はお盆やお正月などは旦那と一緒に義実家に帰ります。時には地元の友達と遊びにいく旦那抜きでお義母さんお義父さんと食卓を囲むこともあり、和やかな家族団らんに混ぜてもらっています。


趣味は違ったけど似かよってる部分も多かった。

今日は彼との付き合いを振り返り、共通点や相違点。それを踏まえてどうして付き合い続けられたのか私が思うことを書いてみます。

①趣味は異なっていた
私の趣味は読書、彼の趣味は映画、麻雀
出会った頃は彼が『私の好きな小説をわざわざ買って読んでくれる』ことや図書館デートをしたこともありましたが、彼が好きなのは基本的に漫画で後はネット小説を少し読むくらいです。


私も彼の本棚にある漫画を読んでみて『面白いな』とは感じましたが、やっぱり好きなのは小説。一人で図書館に行って好きな小説を借りたり、読書好きの友達と話をして情報交換するのを楽しんでます。

映画についても、彼が大好きな外国映画に私は馴染みがなく、デートで一緒に観に行った時は新鮮さもあり、それなりに楽しめたのですが、デートでは基本的に彼と向かい合って話をしたかったため、数回いったきり。今旦那は同じ趣味の友達と時々一緒に映画にいくことを楽しみにしています。
(正直旦那の好きな映画は私向きではないものも多いです)
旦那が好きな麻雀は私にはさっぱり分かりません(^-^;

それでも共通の趣味を尊重してそれぞれが楽しめるならいいんだと思います。


②似通っている性質も多い。
趣味の異なる二人ですが、それでも似通っている性質は多いです。

1.食べることが好き
二人とも量は食べられないけれど食べることが好き
結婚した今も普段自炊して節約する代わりに週末に一緒に外食するのを楽しみます。好きな食べ物は異なる物も多いけど、旦那が好んで行くというお店のハンバーグに感動したり、私の好きなパンケーキに2人ではまりいろんなお店で食べ比べたり、食べることを楽しんでます🎵

2.二人ともお酒を飲まない
私は持病のため、旦那は純粋にお酒の味が好きじゃないためお酒を飲みません。
アルコールはドクターストップの私。パートナーがお酒好きだと一緒に飲めないのが悲しかったと思います。
代わりに二人ともスイーツやコーヒーが好き。
週末のごほうびに二人でお茶するのが大好きです。

3.基本的に真面目
二人とも基本的に真面目、ルールやマナーはきちん守るし、時間に遅れたり、約束を忘れてしまうこともない。仕事もサボらずやりますよ。

4.基本的におだやか。怒ることがない
私も基本的におとなしく、腹を立てることも少ないのですが、旦那はさらにおだやかで気が長い。
声をあらげることは決してありません。

5.旅行するならハードスケジュールじゃなくのんびりしたい。
私はあまり体力がなく、旦那もインドアでアクティブなほうではないので、旅行をするならのんびりと観光地を散策したり、温泉に入ってゆったりしたい。
人混みの多い都会は苦手でのどかな田舎でのんびりしたいタイプ。テーマパークではっちゃけたり、予定を詰め込み過ぎたりということは好みません。


3.彼は器用で私は不器用
義母もいうように、彼は『なんでもすぐに覚えてそれなりに行っこなせちゃう人』です。
器用なため仕事覚えも早いようです。
対する私は手先がとっても不器用で物覚えもよくない。みんながすぐに出来ることも出来るようになるのに時間がかかります。体育や家庭科、美術は大変苦手で友達にたすけてもらっていました。
もちろん仕事を覚えるのも時間がかかりました。
いわゆる発達障害の傾向もあると診断されたこともあります。

そんな私ですが、彼は『○○は不器用だけど一生懸命に努力するから好きになった』と言ってくれました。
そんな彼の気持ちに応えるため、不器用ながら料理や家事をがんばってます。
以前『20代の頃は仕事でなかなか出来ない奴をみるといらいらしたけど、年を取ると出来るまでの時間が人によって違うのは仕方のないことなんだと受け入れられるようになった。』と言っていました

私がもし20代の頃の彼に出会っていたら、結婚していなかったかもしれないですね。
出会ったとき彼は既に34才で結婚適齢期であったこともよかったのだと思います。

親同士の顔合わせ食事会の時のこと

入籍予定の半年ほど前の冬、親同士の顔合わせのたため、食事会をやることになりました。

春のプロポーズの後、彼の両親はすぐに『(私の)お母さんにご挨拶にいきたい』といってくれていたのですが、その時点ではまだ早いと思っていたのでしょう私の母が『まだもう少し後になってから。』と言っていたのです。

それでも、順調にお付き合いを続けることができ、晴れて食事会が実現することになりました。

親同士の初めての顔合わせ。かしこまった席となりますし、『どうなるんだろう。』と私と彼も少なからず不安をかかえていました。

そして食事会当日
初め私も彼も、私の母も彼の両親もみんな緊張した様子で食事会の席につきました。

それでも、最初の挨拶が済むと段々と打ち解け
しばらくすると私の母と彼の両親が私たちとは直接関係のない世間話で盛り上がっていきました。

私と彼は話に入っていくことができない時間が一時間以上。ということになりましたが、

もちろん私たちの結婚の話もきちんと出来て、
彼の両親が息子である彼と私との結婚を純粋に喜んで、その気持ちを母に伝えてくれたため、


この子は人より体が弱いし出産もできないかもしれない、、それにうちは父親不在の母子家庭、
ということも含め
相手の両親がどう思うのだろうと不安に思っていただろう母も気さくなご両親の様子とかけてくれた言葉に安心してくれたようでした。

結婚したいと意識してから約半年がたっていた食事会の日。
親同士の初めての顔合わせで、親同士も打ち解け
お互いに『気さくで話しやすくて良い方だ』という感想をもってくれたらしく、私たちの結婚も認めてくれたようでした。

結婚は家族も含めた大事なこと。
お互いの親にきちんと認めてもらえたことでとても嬉しい日になりました。


付き合ってからの私の気持ちの変化。~甘えられるようになりました。

彼と付き合った当初、私は彼のことを『良い人だな。一緒にいると心地良いし安心する。』という思いを抱きながらも実はやっばり不安でした。
『今はすごくアプローチしてくれるけど、最初だけで3ヶ月から半年もすれば目新しさがなくなって、飽きちゃうんじゃないかな』
『過去の彼の時のように、連絡やデートの回数が減っていって、いずれ会えなくなるんじゃないか』と。

けれど、予想に反して彼は毎日まめに連絡をくれ、一週間に一回、定期的なデートができていました。

プロポーズが早かったのは私にとって驚きで『本当に私に決めちゃって良いの?』と思いましたが、『もう決めたから。○○ちゃんが良い。』と言ってくれた言葉の通り、すぐに親への挨拶に来てくれ、婚約指輪の下見やブライダルフェアにつれていってくれました。

私のなかで、『この人は本当に大事に思ってくれてるんだな』という気持ちが高まり信頼感はどんどん増していきました。

付き合ってしばらくした頃、彼に『もっと甘えて欲しいな。』と言われたことがあります。
今まで付き合っていた人にも甘えたことはなく、当時はどうすればいいか分かりませんでしたが

いつしか自然と甘えるようになりました。
今では『初めは奥ゆかしかったのに今ではわがまま娘になった(苦笑)』と彼(旦那)に言われてます。


今聞くと毎日のラインや私の地元まで片道2時間近く車で来てくれるのは大変だったこともあったようですが、頑張ってくれていたようです。
『当時の俺はまめに頑張った。だから結婚できたんだ。』と言っています(笑)

どうしても会えない週は『電話したいな。』という私のわがままにも応えてくれて、本当によくやってくれました。

とても紳士的だった彼は旦那になった今ではいろいろ面倒がったり、Sっ気があり、私をからかいたいのでしょう意地悪なこともいっぱいいますが、基本的にはとても優しく、いざというときは頼りになりますね。
『俺はなんだかんだ○○に甘い。』とよく、隣でなげいてますよ(苦笑)

手料理の話

好きな人に手料理を食べてもらいたい。
そんな気持ちは当初から私の中にあり、付き合い初めてからお弁当や料理は機会あるごとに作っていました。

お弁当は定番の卵焼きやハンバーグ、からあげやジャガイモ好きな彼にポテトサラダなどなど。サンドイッチを作ったこともあります。
また、彼が好きだというフライドポテトを冷凍食品でなく、頑張って手作りして喜ばれたこともありました。


料理は、私の実家に呼べたときには作っていました。
一緒に料理をしたりもして、ピーマンの肉詰めや冷やし中華、デザート的なものではフレンチトーストやスフレパンケーキ。
パンケーキはメレンゲに失敗して上手く出来なかったんですが、一緒に料理をするのは新婚気分でお互いにとても嬉しかった思いがあります。


私が一人で作ってだしたものでは覚えてるものではハンバーグやカレー、コロッケやロールキャベツ、野菜の肉巻きや麻婆豆腐などなど。

お弁当も料理も彼は基本いつもおいしいといって喜んで食べてくれました。

実は必ずしも美味しくなくて、物足りなかったり好みの味じゃなかった時もあったようですが。

例えばハンバーグは実家では大きいものを出されていたようで、ガッツリ行きたい彼は満足感が少なかったようです。
私の家では食べやすく小さく成形し、数はたくさん作るのが普通だったので当時は全く気がつかず

それでも、一生懸命作っていたことは伝わったのでしょう、私を傷つけないようにと思っていたんだと思います。

付き合いが長くなるにつれて段々と正直な感想や好みをいうようになりましたけどね。

また、結婚当初は決して料理に慣れてない私はお味噌汁が薄すぎたり、お蕎麦をゆですぎてくたくたにしたり、いろんな失敗をやらかしました。

でも今では『はじめに比べて料理は本当においしくなった』と旦那に太鼓判をおされてます。

結婚式で『失敗した料理も残さず食べます。』と誓ったように、いつも残さず食べてくれますしね(笑)


ちなみに旦那は今料理をしません。
面倒くさいようで、私の体調不良時はお弁当を買ってきます。
付き合って最初のホワイトデーは妹さんにならったといってケーキを手作りしてくれて、感動したんだけどな。面倒だと言わないでまた作って欲しい(笑)

ブライダルフェアに参加したときのこと

プロポーズの後、私と彼は初めて『結婚式をやるかどうか』について話し合いました。

(お金もかかるし、うちは母子家庭で母しかいない。関係が断絶してる父を呼ぶこともできないし、、)
私は悩みましたが、彼は『一生に一度なんだからやろうよ。』と一言。
彼の言葉に、私も『可能なら結婚式をしたい!』という気持ちになりました。

ある日、ネット検索していたら式場をみたり、実際の式の流れなどについて知れる
『ブライダルフェア』というものがあることを知りました。
それに参加は無料、丁度地元でブライダルフェアをやっているところがありました。
私は参加してみたくなり、早速彼に相談。
彼は『いいね!行ってみよう。』とすんなり賛成してくれました。

後日、日程調整をして地元の式場のブライダルフェアに参加。そこは小さめだけど、アットホームで可愛らしい雰囲気の式場でした。

訪ねると担当者さんがにこやかに迎えてくれました。感じよく応対していただき緊張していた私達はほっと安心。

結婚前だけど未来のお嫁さんと扱われ、恥ずかしくも嬉しかったことも覚えてます(笑)

初めてみる神聖な雰囲気も漂うチャペルや、綺麗な花で彩られた披露宴会場。目の前で料理したものを食べられるというオーブンキッチンも併設でとっても魅力的でした。

どれもこれも素敵で初めてのブライダルフェアに私は大はしゃぎ(笑)
彼も結婚式が具体的にイメージできて新鮮で興味ぶかかったよう。フェアを楽しんでいました。

普段はレストランもやっているという式場が出してくれた試食のお料理はお肉が柔らかくてとっても美味しくて。

担当者の方と話を聞き、結婚式は一年以上前から予約することが普通であるということを知り、びっくり。

あとでキャンセルもできるらしく、仮予約をするか悩みました。
(まだ一つの式場を見ただけだし、、)
(でも、とても素敵で魅力がある、、)
悩む私に担当者の方は自社がやっている所で別の会場があると教えてくれ、そこは来てくれる人のことを考えるとよりアクセスのいい立地

次の日早速見学に行きました!アットホームな雰囲気はそのままで、ひとつ目の所と遜色ない魅力がありました。

結婚式をできるとしたら、母に認めてともらえる一年先のこと、、予約を確認してもらうと、職場の繁忙期も落ち着いた一年後の5月の土曜日がひとつだけ空いていました。


私たちは思いきって仮予約を行いました。

初めてのブライダルフェアはとても素敵なもので、
迷っていた私は結婚式を開きたくなりました。
一年後、本当に実現しますように。そう願った一日でした。