可愛いイラストに惹かれて図書館で手に取りました。
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難しいイメージの古典作品。実は内容が面白く、読みごたえがあるとは聞いたことがあり、
本好きとしてはぜひ一度読んでみたいと興味がありつつも
古典と言えば学生時代、授業で習った時のが苦手意識。現代文に比べるとはるかに難解な文章で、
どうしてもなじめずテスト勉強で苦労した思い出。
そのため、手に取ったはいいが、結局パラパラめくって終わるかと予想していた。
けれど、予想に反して読みやすく、わかりやすく、古典作品の面白さがものすごく良く伝わる。
当たり前だけれど昔の人だって感情がある。恋をしたり、嫉妬したり、権力争いをしたり。
そんな様々な感情を自然や植物、季節の変化にたとえる和歌の文化も素敵だと思った。
まずは短編が集まってできていて初心者向けと紹介されていた在原業平を主人公とした
「伊勢物語」などから手にとって読んでみたい。
思いのほか本が面白く、すぐに図書館に返却する予定が、代わりに延長手続き(笑)
さらに子供向けの古典本をさがして「ちびまるこちゃんの古典教室」なるものまで追加で借りてしまった。
さすが子供向け、こちらもとっても読みやすい。←難しいものは子供向けを選ぶのに限る
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伊勢物語の他にも枕草子や更級日記、とりかえばや物語など読んでみたい作品が次々とでてきた。
ちなみに壮大な長編、紫式部の源氏物語は原文で読むのは超難解で古典ベテランの方でも手こずるらしいです。