子供の頃、私の安心できる居場所はお母さんでした。小さい頃、私は良いことも悪いことも、何でもお母さんに話していました。
良いことがあった時、笑顔いっぱいで報告すると母は一緒になって喜んでくれました。
嫌なこと、悲しいことがあった時、元気のない様子の私に母は『そんなことがあったんだね。◯◯は悪くないよ。』と優しく慰めてくれました。
成長するにつれて何でも親に話すということはなくなったけど、高校生の頃友人と上手くいかず毎日悩んでいたとき、人伝てに事情を知った母は私の話を真剣に聞いてくれました。
後日、決死の思いでした友達との話し合いで思いが伝わらず、帰宅した私は我慢した涙があふれ母の前で大泣きしました。母は小さい頃のように『よしよし。辛かったね。』と私を抱きしめ、優しく頭をなでてくれました。
今、私の一番身近な安心できる場所は旦那です。
会社で嫌なことがあったとき、体調を崩してしまったとき、自分に自信をなくした時、将来が不安になった時、
不安な思いでいっぱいで思わず涙をこぼす私を旦那は普段にも増しておだやかな優しい声で『大丈夫。大丈夫』と慰めてくれ、ぎゅっと抱きしめ、私の頭を落ち着くまでずーっとなでていてくれます。
そんな旦那が傍にいてくれることで、私の不安は和らいでいき安心感でいっぱいになります。
まだ、出会ってから三年ちょっとしか経っていないのに旦那も言うように『ずっと前から一緒にいるよう。』
運命って言葉は昔は信じていなかったけど、旦那と出会ったことは神様の導き、運命なのかなと思ってしまう。
もちろん、今でも母は頼りになる存在で実家は私にとってほっとできる場所だけど、今の私には心強い第二の居場所ができています。