結婚式の前夜は、1年も前に仮予約した結婚式がとうとう翌日に迫ったということで、私は様々な思いで胸がいっぱいでした。
式の前にふられてしまうのではないかという心配で心の片隅には(本当に実現させられるのか)という不安があった結婚式が翌日に迫ったことの感動
小さい頃から実は憧れのあった結婚式。けれど成長するにつれ、自分が結婚できるとは思えなくなり、どこかで自分には縁のないことと捉えていた結婚式実現することが信じられない思い
本当にずっと好きでいてくれるのかな。と時折不安を口にする私に対し『絶対に嫌いにならない自信があるよ。』と言葉でも態度でも示してくれ、手を離さないでいてくれた旦那に対する感謝
結婚式に出席してくれる家族や親戚、友人など二人の大切な人たちの前で旦那を生涯のパートナーとし支え合うことをきちんと誓いたいという決意。
結婚式という未知の経験に対し、明日はどんなふうになるんだろうという緊張と期待
いろんな想いが心の中を巡りましたが一番大きかったのは無事に式を迎えられる喜びと安堵。
前日の夜遅く、私は想いが高まりすぎて、彼の隣で感動の涙を流してしました。
旦那は『まだ早いよ。』と苦笑しながらも優しく涙を吹いてぎゅっと抱き寄せてくれました。
おおかげで感情は徐々に落ち着きましたが、夜中に感情の高まりが押さえきれなくなった私は、結婚式当日は不足の朝を迎えるのでした。