披露宴で出す料理についての振り返り
シェフが作ってくれる様々なメニューを一つずつ試食して決めるという機会が打ち合わせの一つとして設けられており、旦那と二人で試食して決めました。
しかしこの試食、結婚式の費用とは別に一人一万円プラス税金がかかり、ちょっと高いんではないかというのは当時旦那と話していました。
また、試食のないフリードリンクについて、見積もりに入っているスタンダートなものはビールや烏龍茶、オレンジジュースなど数種類のメニューしかないという。プラスの料金はかかりますが、ランクを一段階アップしてもらい、女性が好む酎ハイやビーなどお酒やジュースの種類を増やしてもらいました。世知辛いですね、、
とはいえ、文句を言うわけでもなく『少量とはいえ前菜から最後のしめまで数種類ずつ食べてもらうことになるのでお腹を空かしてきてほしい。』という事前の担当者さんからの指示に従いお昼を軽くして当日の試食を迎えました。
前菜は魚を使った料理。まず驚いたのは見た目のきれいさ。野菜とソースも上品に添えられていました。比較した結果、キハダマグロに『ラヴィゴットソース』という酢、食用油、野菜のみじん切りをベースとしたソースを添えたものに決定。
お刺身が苦手でマグロも好まない旦那も好み、美味しく食べられる一品でした。
次にスープ 選んだのは安納芋を使ったポタージュ。優しい甘さで口ありもよく、スープに浮かぶはじめて食べたフォアグラの食感も気に入りました。
甘いおかずが苦手で普段はさつまいもを食べようとしない旦那も絶賛したのが驚きでした。比較として食べた宝石のようにきれいなコンソメスープもおいしかったのですが、目新しさと口当たりの良さは安納芋スープのほうが上でした。
次はメインの一つの魚料理
春の魚である鰆を使った料理は添えてあるクリームソースがとても気に入り決定。白ワインの風味も効いてて上品でした。
そしてメインのお肉料理、鶏肉、豚肉、産地の異なる牛肉もに和風、オニオン、デミグラスなど数種類のソースを併せて食べ比べたのですが、高価な牛肉はもちろん、鶏肉が思いの外美味しくて迷いましたが、やはり一番高級な牛肉を披露宴でむしろ自分が食べたいと旦那が希望し、一番高価なお肉に決定。ソースは食べ比べて一番合うと思った醤油の和風ソースにしました。
また、比較料理はないのですが魚料理の次に口直しのシャーベット、最後のしめのお茶漬けもメニュー候補としてありました。
シャーベットはやはりシャーベットなので味はそこまで美味しいものではありませんでしたが、口直しのさっぱり感があり、見た目が美しく演出の一つにもなるので採用。
しめのお茶漬けは、お茶漬けということであまり期待はしていなかったのですが、ぜいたくに鰻が使用され、山葵がほどよく効いてるそれはとてもおいしく感じられました。
そして、途中ででてきた数種類の焼きたてパンはパン好きの私には嬉しく、ふわふわでパン本来の甘さも際立ってる。お腹が許せば沢山食べたかったです(笑)
試食は事前に言われた通りお腹が大分膨れ、すべてを食べきる自信のなかった私は途中旦那に少し食べてもらったりしてましたが、試食は無事終了。試食で旦那と私の好みが大幅に異なることはなく、喧嘩になることもなく試食後の話し合いではスムーズに決めていくことができました。
式の中で、料理にはお金をかけたけれど、せっかく来てくれる人のためにやはりお料理は美味しいものを選びたい。それに私たちの選んだ式場はレストランをやっているため料理には定評がある。みんなに食べてもらえるのが楽しみでした。
また、嬉しい驚きだったことは新郎新婦となる私達は忙しなくなりがちな披露宴の最中ではなく、披露宴が全て終了した後、二人でゆっくり出来立ての料理を食べられるということ。
落ち着いて食事を味わえるこのシステムは素晴らしいし、ありがたいと思いました。